言わせて

自分の活動(音楽、プログラミング、ゲーム)や考察、日誌などについてのブログです

カメラを止めるなを見た

カメラを止めるなを見た

※ネタバレ等あるかもなので観てない人は注意してください

地上波放送があったので観ました。録画を見たので変則的に後半の一部→前半→後半、という流れで見ました。

まああの映画はあれでよかったんじゃないですかね?(何目線だお前)

以下ではとくに細かい内容に言及はせず、全体を通した感じの事を述べます

 映画の構造としては前半を前振り、後半がその説明で、説明の部分で面白くする、というものでしたね。

ネットを見ると幾つか不評だったりそんなに面白くないみたいな感想がありました。とはいえ面白いと思う人も多くいます。何がそんな違いを生むんでしょうかね?

ぼく個人の感想を言えば、
前半がつまらない・不自然という事が別に悪いというわけじゃないと思いました。
後半の主人公核の監督を取り巻く環境を知ったうえで、監督が劇中劇のセリフと自身を重ねたり(それが皮肉的な笑いになる)、もろもろのアクシデントを何とか対処するなどのシーンも面白くて別に悪いという事はないと思います。
映画館で見ていたら多分、前半はめちゃくちゃつまらないだろうし、後半はテレビで見るよりももっと笑えるものになったんじゃないでしょうかね……?

ただ、僕が面白いと心の底から思う事が出来ないのには、
・後半は劇に登場するスタッフ・キャスト達の必死さが見え、感動的になるのでいまいち「面白い」と思いたくない(そこがいい所でもあるんですけどね)
・後半のアクシデントにしても、前半を見た後で「笑わされる」という感覚がある(伏線回収をする類のものではこれは仕方ないと思われる)
 笑わされるというか、映画に参加する為に笑わなければならない気がするんですよね(いろいろな経験で僕が不感症になっているのかもしれない)
・”つまらない”前半をネタに後半で面白くする姿勢になんとなくセコさを感じてしまう(元が元なので上限があるような感覚?)
というような3点があると思いました。

あとは自分自身の映画への造詣が深くない・楽しみ方が分かっていないという部分もあるのかもしれない……
とはいえ、劇中の緻密なカメラワーク(劇中劇の視点に被らないように劇中スタッフを置き、さらにそれらにもかぶらないように映画自体の撮影とスタッフを置く)や、きっちり伏線を回収する脚本はすごいなと思いました。素晴らしい作品だと思います。